5/3フカヒレガシー

前夜の26時にチーズタルトを作り、次いでストロベリータルトを作ろうとしていたら誤ってカスタードを床にぶち撒け、織田信成の決めポーズみたいな体勢で『３秒ルール……行けるか？』と30秒ほど考え、『そういやこないだ見たスレに「陰毛の謎のワープ力wwwwwwwwwwww」ってのがあったな……』と思いながら、白み始めた空を見てこれはもう取り返しつかんねと一人泣いた僕の名前はgiyaです（挨拶

というわけで今回も全員に行き渡らなかったようで悲しい限り
みんなに等しくおっさんの作ったスイーツを食べてもらい、等しく「きんもーっ☆」と言ってもらいたい複雑なお年頃なのです


さて今回の鱶鰭ガシーは24人５回戦＋TOP8SE

今回も使用デッキはGW Enchantress、ただ多少いじったので久々にレシピを掲載

4　アルゴスの女魔術師
4　女魔術師の存在

1　引き裂かれし永劫、エムラクール（※書き忘れ追記）

4　繁茂
3　楽園の拡散
3　ミリーの悪知恵
3　エレファント・グラス
3　抑制の場
2　真の木立ち
2　安らかなる眠り
2　独房監禁
1　孤独の都
1　未達への旅
1　忘却の輪
1　疲労の呪い
1　謙虚
1　Moat

1　緑の太陽の頂点
1　Helm of Obeidence

2　悟りの教示者

7　森
2　平地
1　Savannah
4　吹きさらしの荒野
3　セラの聖域
2　魂の洞窟
1　Karakas

サイドボード
4　神聖の力線
3　花の絨毯
1　空位の玉座の印章
1　窒息
1　補充
1　沈黙のオーラ
1　濠の大魔術師
1　忘却の輪
1　疲労の呪い
1　謙虚

シルバーバレットの要素を濃くし、2枚のTutorでバックアップしていく方向（いつもはTutorは1）。

重い代わりに特定のデッキに効果の高い赤字のカードは、サイドにも1枚ずつ用意して、2ゲーム目からの頑張りに期待

あとはMiracleとの好相性は、Mentor搭載型の登場によってかなり怪しくなったと思っているので、確実に着地させるために《魂の洞窟》を増量

せっかくいろいろ考えたのだから上記のデッキとは（負けてもいいから）何がしか当たりたい

R1　GWU Enchantress　Yuniさんのお友達
まさかの初戦同系
Eternal Windを使うと聞いていたので、《抑制の場》が出せるかの勝負と考えて臨む

G1　先手　M6/O7
森／フェッチ／聖域／存在／拡散／謙虚　でキープ
相手の挙動
1T　フェッチ→森→ミリー
2T　Living Wish→レスをサーチ
3T　GSZ→レス着地
とレス推しの入り方だったので、初手にあったご都合《謙虚》で解決
RiPで勝ち

+1　謙虚
+1　沈黙のオーラ
+1　忘却の輪
+1　窒息
+1　空位の玉座の印章
+1　疲労の呪い
-3　エレファント･グラス
-2　独房監禁
-1　未達への旅
今にして思うとMentor搭載型の可能性をまったく考慮していなかった。危ない

G2　後手　M7/O7
レスが無い代わりにマナ加速とTutorのある手札で開始
相手3Tエンド時にTutorで《沈黙のオーラ》を引っ張ろうとしたら、RiPを置かれたのでHelmに方向転換して友情コンボ炸裂、勝ち
実は《気流の言葉》は入ってなかったらしい、ということは抑制の場も抜いて良かったけど雨林を見てしまっていた以上はその場ではちょっと判断出来ない

○○

R2　Miracle　血染めの虜さん
待ってましたのMiracle戦
G1　先手　M6/O7
洞窟／聖域／レス／繁茂／あと２枚何かでキープ
森が来ない限りまったく機能しない、その代わり来れば行ける
3Tに無事にフェッチを引き込み、あとは定石通り1T2プレイで耐え抜いて勝ち

＋3　花の絨毯
+1　窒息
+1　忘却の輪
+1　沈黙のオーラ
-2　真の木立ち
-1　緑の太陽の頂点
-1　疲労の呪い
-1　Moat
-1　未達への旅

G2　後手　M6/O7
繁茂／レス／レス／都／森／Savannahでキープ
相手の挙動が1T独楽→2T相殺という完璧なムーブ
こちらは1T森＋繁茂、2Tはレスで行きたかったけど安全確認のため絨毯を先にプレイ、結果トップは１マナで無事に後追いのレスが着地
その後レスが2枚並んだところで終末されるなど泣きたくなる場面もあるも、相手のジェイス奥義前に独房＋存在２まで復帰成功
Ｗ聖域＋江村で勝ち

洞窟を増量した甲斐がありました

○○

R3　ANT　ぴえプロ
ほんまに異様なほどよく当たる、そして何故か自分とやる時は必ず赤魚でなくTESかANT
G1　後手　M7/O7
さっくりと3Tキル

+4　神聖の力線
+1　疲労の呪い
+1　沈黙のオーラ
+1　窒息
+1　忘却の輪
-3　抑制の場
-1　孤独の都
-1　緑の太陽の頂点
-1　謙虚
-1　Moat
-1　未達への旅

G2　先手　M5/O7
力線スタート
レスの無い手札、その代わり森繁茂からの2T聖域で《疲労の呪い》を着地させる最強ムーブ
（ぴえさんの採っていたバウンスの片方が《撤廃》だったこともあり）無事にRiP→木立設置まで繋いで勝ち

G3　後手　M7/O7
非常に悩んだ初手
Savannah／フェッチ／存在／存在／疲労の呪い／RiP／拡散
力線が無い、代わりにPiFルートは潰せる
そこで動きが1T鈍れば、（3Tまでに土地が1枚引ければ）疲労の呪いまで繋げられる
最強ではないが決して弱くはないということでキープ

結果は3キル、RiP下でも普通にストームを繋ぎきられる

これ以上望むべくもない手札だったし、当のぴえさんに聞いてもキープしていい手札だったって話を頂けたけど、今考えると恐らくサイドボードにミスがあった。

今まで思いついたこともないけど、レスや存在を減らして絨毯をフル投入すべきだった。
代わりに抑制は有ってもいい。
このマッチアップで重要なのは「こちらが回るか」ではなく「相手が勝ちきれない盤面を作れるか」なので、初手のレスはノイズでしかない。

うーんまだまだ学ぶべきことがある、ただ2マリでも1セット取れたのは自信になったかも

×○×

R4　ジェスカイブレード？　ノーラくん
という認識でいいの？（質問

G1　後手　M6/O7
ミリーで見た３枚はレス、存在、木立ち
その順に置いてしまったけどこれはミスプ。ヴェンディを構えてるマナだったから存在→レスの順にすべきだった。
結果として存在が着地してくれたからいいけど、もし打ち消されていたら為す術無く負けていた。
ゲーム自体はMentorが機能する前にグラスを置いて延命しつつRiPで勝ち

+3　花の絨毯
+1　空位の玉座の印章
+1　沈黙のオーラ
-2　真の木立ち
-1　Moat
-1　未達への旅
-1　疲労の呪い
･･･いやなんだこのサイドボーディング？Mentor見た上に三色なんだから、爆薬ケアして補充inのRiPパッケージoutすべきところだなあ

G2　後手　M6/O7
早々に相殺独楽が完成、しかもトップ3枚は独楽と相殺が詰まれており、実質的にマナコスト１・２は生存権の無い状況
ヴェンディでレスを流され、同時に忘却の輪を見られる
存在が1枚場にある状態で、爆薬X=3でプレイされ、実質的に輪のプレイを阻害されたかと思いきやすぐに存在を割りに来るノーラくん
忘却でヴェンディを飛ばして瞬唱の2点クロックにとどまる

中盤からはMentorが参入し、グラスがギリギリ押しとどめてくれる厳しい状況
土地と繁茂・Karakasが思い切り並び江村を素出しできる状況になった頃には、既にMentorが機能しまくっており、もはや１ターンの猶予も無いのでプレイ
実は既に無理筋だったのだけどとりあえず殴る

どういうことかと言うと
・前述のとおり、相殺独楽によって１・２マナのエンチャントはプレイしてもまず場に降りない
・相手には潤沢なMentorのトークンがあり、こちらは早晩死ぬ
・しかも相手は《造物の学者、ヴェンセール》を手札に抱えている
・更にこちらの15マナは花の絨毯から調達される４マナを前提にしている
（具体的には、滅殺で島を１枚以下に調節されると、戦闘後メインフェイズでのKarakas→再プレイが出来ない）
ので、滅殺６誘発→ヴェンセールプレイ（対象江村）→滅殺解決、島を１枚以下に
でダメージ通らず＆再プレイ出来ない状況に追い込まれて詰む。

Karakasからの無限江村を決めようとしても、アップキープなどのどこかのタイミングでヴェンセールによって絨毯が戻されれば（相殺独楽が睨みを利かせているので）再プレイ不可になる
結論としてはノーラ君が気づかなかったという形で勝ちを拾ってしまったけど、本当にギリッギリの勝負がまるで詰め将棋みたいで楽しかった。

ただ「楽しみたい」がトップに来るワイと違って、「勝ちたい」がトップに来ているであろうノーラくんは悔しさの残る一戦だったのかも

別の人だけど、前にOmniが完成したにも関わらず江村をKarakasで戻しただけで投了しちゃった人もいたし、江村は盤面より精神に与える影響がとにかく強い

○○

R5 ID

3-1-1の5位でSEへ

SE1　WBソリン　○ゅ～くん
G1　後手　M7/O7
囲いで存在が抜かれ、ソリンが吸血鬼を調達しだす
グラスで止めていたら今度は石鍛治＋未練＋青赤剣
悪知恵が来なかったためひどいドローが重なり、それでもRiPパッケージで勝てるところまで持って行くも、返したターンの1T差で負け

+4　神聖の力線
+1　沈黙のオーラ
+1　補充
+1　忘却の輪
+1　空位の玉座の印章
-2　安らかなる眠り
-1　Helm of Obeidence
-1　孤独の都
-1　謙虚
-1　疲労の呪い
-1　緑の太陽の頂点
-1　悟りの教示者

G2　先手　M6/O5
事故ったところを畳み掛けて無難に勝ち

G3　後手　M6/O7
事故ったところを畳み掛けられて無難に負け

×○×

というわけでSE1没、実質3-2-1。

Miracle２勝はうれしい結果。《疲労の呪い》はメインからANTやElves耐性が上がるので悪くはない（間に合えば）。
このデッキを使い続けて数年になるけど、レガシー環境におけるゲームの決着ターンは短縮傾向にあるので、こちらも渡り合う為にはドブンパターンを増やさないといけないなあ。

３ヶ月ぶりの大会にしてはそこまで大過なく過ごせたし、収穫の多い大会でした。


大会後はいつものEDH、新作ブレイゴさん初お目見え
どう考えてもヴェンセールが要ると痛感

ぞんあつさんのローンがｸｯｿ強くてゲームを跨いだヘイトを駆使してもなお勝てない、なんだあれ

閉場後は全国27位のハイパー何シス使いさんの祝勝会も兼ねての飲み会、楽しい
飲み会後のヤマオカヤ＝サンも楽しい（いまだに若干胃もたれ気味）

眠気がひどい＋真駒内に行く予定が出来ていたので参加できなかったけど、そのあとオールナイトビリヤードもあったとか。次があれば混ざりたい


あとあっぞんさん、foilのアニマのメイエルありがとうございました、もう後には引けない感


主催のフカヒレさんはありがとうございました、また落ち着いたら主催してくれるとうれしい限りです